口腔外科とは、「歯茎が腫れている」「口の中を切った」「親知らずの抜歯」など口の中に発生する様々な病気に対応する診療科です。
単純に歯や口の中だけではなく、顎や顔などと関わる全身の病気を取り扱います。
歯を失ってしまった場合に行うインプラント治療も口腔外科の一つです。
口腔内のお悩みは何でもお気軽にご相談ください。
親知らずは、永久歯の中で一番最後に生えてくる歯で、20歳位に生えてくることが多いです。
顎が小さくなった現代人には親知らずが生えるスペースがないので、横や斜めに傾いていたり、骨の中に埋まったままになってしまって出てこない場合もあります。
また、歯磨きがしにくい場所のため細菌が繁殖し虫歯になったり膿んだりするケースが多いです。
親知らずは絶対に抜かなければいけないものではありません。まっすぐ生えていてしっかり上下で噛み合っている場合は抜く必要はありません。また、親知らずを残しておくことで将来入れ歯やブリッジの土台として使うこともあります。
親知らずの抜歯は保険治療なりますので、1本1,000~2,000円です。横に生えている場合などの抜歯の難易度が高くなる場合は5,000円位になります。
そんなことはありません。あくまでも、将来的に周りの歯に悪影響を及ぼす恐れがあるかどうかが重要です。「左側は抜いたけど右側は抜かなくても問題ない」と判断する場合も多くあります。
顎関節症とは、アゴを動かす関節や筋肉などに異常により、アゴを動かすとカクカクと音が出たり痛みが出るなどの症状がおこることをいいます。原因ははっきりしておらず、噛み合わせが悪い場合や歯の被せ物などの不適合、精神的ストレスなどが原因だと考えられています。
顎関節症は20代の女性が発症することが多いです。
軽度だからといって放っておくと、頭痛や肩こりの症状が出て来る場合もありますので、違和感を感じたら早めにご相談ください。
基本的には就寝時にマウスピースを装着していただきます。
装着してから1週間程で改善されるケースが多いです。
永久歯は抜けてしまうと、二度と生えてきません。
今までの歯科治療は、歯が抜けると部分入れ歯を装着するか、ブリッジといわれる被せ物をするのかどちらかの方法でしたが、「入れ歯がズレてうまく噛めない」「うまくお話ができない」「違和感を感じる」など様々な場面で不自由を感じることがありました。
その点インプラント治療は、噛む力や耐久性なども天然の歯に近く、見た目も自然なことから「第二の永久歯」と言われている治療方法です。
歯が抜けた部分に、人工歯根(インプラント)を埋めて土台を作り、その上に人工の歯をつけるという治療方法です。